小学部だより
小学部だより 2026年春休み号
小学部だより
〜喜びと希望をもって〜
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。
(テサロニケの信徒への手紙一 5章16〜18節)
3月18日修業式をもって、2025年度が終わります。この一年、母の会の皆様をはじめ、父の会の皆様の献身的なサポートにも支えられながら小学部が教育活動を続けて来られましたこと教職員を代表しまして、まず感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。6年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
東洋英和の子どもたちは本当に愛されているなぁ、幸せだなぁと感じます。それは保護者をはじめ、周りの大人たちから愛情をたっぷりと注がれ、豊かな環境や機会に恵まれていること、そして小学部という学び舎で個性を十分に発揮しながら毎日を送っているからに他なりません。私たち教職員は子どもたちの溢れ出さんばかりのパワーや表現したい!という意欲をできるだけ摘んでしまうことがないようにと接してきました。時には勢い余って大きく枠外へ飛び出してしまうおてんばさんがいることも確かです。これは今に始まったことではなく、英和の歴史を紐解いてみると一目瞭然ということがわかりました。
来年度に発行が予定されている「校地校舎の記録集」には、70年前の小学部の卒業生から現在の校舎になるまで、歴代の卒業生の皆さんの小学部の思い出や証言が綴られています。大先輩のご卒業生の皆さんの記事に共通していたのがいわゆる「武勇伝」のようなエピソードの数々でした。悪戯や大失敗した事、先生を困らせた事、半世紀以上前の思い出をまるで昨日のことのように記してくださっていました。そしてその一つひとつが神さまへの感謝、英和で学べたことへの感謝として語られているのでした。
今、私たちの目の前にいる子どもたちも、きっと先輩たちと同じように、「あの子と喧嘩した」「◯◯先生怖かった」「こんな悪戯をして叱られた」など、数十年後に英和で学んだ同級生や同窓生と一緒になった時、賑やかに振り返ることでしょう。
聖書には、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」とあります。この言葉は、どんな時も無理に明るく振る舞いなさいという意味ではありません。私たちの人生には喜びの日もあれば、悲しみの日もあります。しかし、そのすべての出来事の中に、神さまが共にいてくださるという約束があるのです。だからこそ、私たちはどんな時にも希望を失わずに歩んでいくことができます。
期待に応えられないと悩む時もあるでしょう。期待とは家族や周囲だけでなく自分自身に対しての期待の場合も多いかもしれません。しかし、インマヌエル・神さまが共にいてくださる。この真理を知っているならば、私たちの子どもたちは大丈夫。もうすぐ春を迎えます。どんな時も神さまの愛の中に守られていることを心に留めながら、喜びと希望をもって新しい一歩を踏み出してほしいと願っています。
2026年度も「神さまのために 人のために」歩んでいくことができますように。
小学部長 𠮷田太郎
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