ご挨拶

東洋英和女学院は2024年に創立140周年を迎えます。
M.J.カートメル先生をはじめカナダメソジスト婦人宣教師らの働きによってこの地に種が蒔かれ、幼稚園から小学部、中学部、高等部、大学、大学院までの一貫したキリスト教の女子教育を行ってきた歴史と伝統があります。歴史と伝統、「敬神奉仕」というスクール・モットーにあらわされる確かなレガシーを継承しつつ、新しい時代の要請に応える「変わらずに、変わり続ける」教育を目指します。
主イエスは、子どもたちのありのままを受け入れ、祝福されました。これからの教育課題であり、大切なことは「個性の尊重」、「多様性」と「調和」、「共に生きる社会の実現」だと考えます。他人と比べて何かに秀でているとか、目立っているとか、そうした表面的な評価だけでなく、ここで学び、共に育つ子どもたちが神を愛し、隣人を自分のように愛することができる人として成長できるよう、祈り求め、最善を尽くします。