学校生活
安心・安全
安心・安全な学校生活のために
児童が⾃分の安全を考えて⾏動する⼒を⾝につけるため、また、教職員や保護者が児童を守る能⼒を⾼めるために、年7回の避難訓練・通学コース別の集会や下校訓練・引き取り後に徒歩帰宅する訓練などのほか、学年に適した安全指導のカリキュラムを⽤意しています。災害時に備えて保護者と共通理解ができるよう、安全対策要綱を配布するとともに、教職員のための学校安全マニュアルも常にリニューアルしています。
安全をまもる
非常時に備えて
⽉に1回、毎回場所や想定を変えて避難訓練を実施しています。いざという時に⼀⼈ひとりが冷静な判断ができるように指導しています。緊急地震速報システムや、急病や不審者侵⼊等発⽣時のための緊急通報システムを設置し設備⾯での備えもしています。
また、⾮常⾷、飲料⽔、⾮常⽤トイレ、⽑布、ヘルメット(全員分)、発電機等の備蓄品も⼗分に確保しています。
登下校通知メール・学校からのお知らせメール
学校に⼊った際及び学校から出た際には、ICタグが感知し、保護者の⽅に登下校通知メールが届くようになっています。
また、⼤⾬などにより下校時間を早めるなど、急いでご家庭に連絡する必要がある時には学校からのお知らせメールを送り、迅速な対応をお願いしています。
安全マップの作成
防災に関する学習の⼀環として、「安全マップ」を作成しています。これは、3年⽣が社会科の中で地域について学ぶ際に、⾃分の家の周りを中⼼として地図を描き、その中に防犯・防災・交通安全などの⾯から危機回避に役⽴つ情報を盛り込むものです。このことを⼦どもたちが保護者の⽅と⼀緒に取り組むことによって、安全についてご家庭でも話し合っていただく良い機会になっています。
マップ作成に当たっては、⼦どもの危険回避研究を専⾨とされている講師の先⽣よりご指導をいただいております。
CAPプログラム
(Child Assault Prevention 子どもへの暴力防止)
毎年2年⽣の⼦どもたちと保護者の⽅を対象として、講師の⽅をお招きして⾏っています。⼦どもたちの権利である「安⼼」「⾃信」「⾃由」をどのようにして守っていけばよいのか、ロールプレイングを通して体験的に学習を深め、具体的なスキルを⾝につけていきます。
防犯だけでなく、友だちとの関わりにおいても⾃らの「安⼼」「⾃信」「⾃由」の守り⽅について学びを深め、学校⽣活の中で役⽴てています。
麻布警察署・地域の方々・父の会によるサポート
本校はにぎやかな街に隣接しておりますが、幸いなことに⿇布警察署の⽅や地域パトロールの⽅、近隣にお住まいの⽅など、たくさんの⽅々に⾒守られ、ご協⼒いただきながら安⼼できる⽣活を送っています。また、⽗の会有志の⽅々が⼀年を通して、⽉数回ずつ朝早くから集まり、⼦どもたちが安全に登校できるよう、通学路を⾒守ってくださっています。
この⾒守り以外にも危機管理⾯において、お⽗様⽅のご助⾔やお⼒添えを多くいただき、連携して⼦どもたちの安全の確保に努めています。
さらに、⼦どもたちの在校中は警備員が常駐し、校内周辺各所には防犯カメラを設置しています。
身体をまもる
健康診断(春・秋)
学校⽣活を安⼼して送ることができるように、健康診断は春と秋の年2回、各科の専⾨医に実施をお願いしています。健康診断後はみていただいた先⽣⽅とともに、⼦どもたちの健康状態や健康課題について話し合いの時間をもっています。⼦どもたちにとっても、教師にとっても、いつも同じ医師に⾒守っていただける安⼼感があります。
⾝体測定は年5回⾏っています。測定結果をグラフ化した「成⻑曲線」を作成し、⼀⼈ひとりの成⻑を確認しています。健康診断や⾝体測定を通して、体への関⼼を⾼め、健康づくりや医療機関との連携に役⽴てております。
歯みがき指導
年1回、全学年で⾏っています。むし⻭を予防することだけに重点を置くのではなく、⼝の中の状態から、⼼と体の健康を考えられるような取り組みをしています。
1・6年⽣は⻭科衛⽣⼠による指導があり、1年⽣は保護者参観授業としています。
心と体の勉強会
年1回、⼦どもの成⻑に⼤切なテーマに合わせて、専⾨の先⽣にご講演をお願いしています。過去には、⼩児科医や整形外科医、⻭科医、栄養⼠の先⽣などのお話を伺いました。お話を通して、神さまからいただいた⼤切な命を思う時間となっています。
保健室の様子
学校でのけがや具合が悪くなったときの⼿当てだけではなく、相談があるときや、健康について知りたいことがあるときに気軽に来室できるような雰囲気を⼼がけています。保健室前には保健委員の⼦どもたちと作成した掲⽰物を飾り、保健室内には絵本や図鑑などを置いています。⼦どもたちの「どうして?」を⼤切に受けとめ、学びの場としても機能させています。