学校生活
特別活動
奉仕の心、友情、向上心など、
教室以外でも大切なものを学びます。
仲間と協⼒したり、好きなことに打ち込んだり、誰かの役に⽴ったり・・・。
⼩学部の⼦どもたちは、委員会活動やクラブ活動などの特別活動を通じて、
教室以外の場でもたくさんの⼤切なものを学び、⼼⾝ともに6年間で⼤きく成⻑していきます。
小羊会活動
⼩学部の児童会の名前は、伝統的に「小羊会」です。
よき⽺飼いであるイエスさまに守り、導かれる⼩⽺の群れだからです。
クラス小羊会
1年⽣から6年⽣までの各クラスには「クラス小羊会」の時間があり、よりよい学校⽣活のために相談したり提案しあったりします。
小羊会
5、6年⽣(⼀部は4年⽣)は小羊会委員として、委員会ごとの役割をこなしながら、学校の中⼼となって奉仕します。
小羊会総会
半年ごとに、委員会の活動を報告しあいます。また、全員で話し合った⽅がよい議題については、4年⽣以上の参加者全員で話し合います。小羊会総会は、各委員会の委員⻑で構成される運営委員会によって運営されています。
児童朝礼
普段は先⽣が司会進⾏する全校朝礼を、代表委員が進⾏します。各委員会から、学校⽣活を⾃分たちの⼒でよりよいものにしていくための呼びかけなどもあります。
全校交流会
6年生が中心となって、1年生から6年生までの縦割りグループで過ごすひと時です。
お互いの名前を覚えたり、ゲームをしたりして学年を超えて仲良くなることができます。
交流給食
全校交流会と同じ縦割りメンバーで一緒に食べる給食です。
高学年は、同じテーブルの下級生たちに共通の話題が提供できるように準備をし、同じテーブルのメンバーが気持ちよく食事ができるように気を配ります。
課外活動
聖歌隊
聖歌隊は、4・5・6年⽣の有志で構成されています。
練習は和やかな雰囲気の中で⾏われていますが、みんなで気持ちを⼀つにし、美しいハーモニーとなるよう、⼯夫を重ねています。
イースターやペンテコステ、クリスマスなどの特別礼拝で神さまに賛美をささげているほかにも、年間の決められた全校礼拝でも奉仕を⾏っています。
エンジェル・リンガーズ
エンジェル・リンガーズは⼩学部5.6年⽣の有志によるグループです。
特別礼拝での奉仕や、学校説明会・むかえようクリスマスなどの学校⾏事、1⽉の校内⾳楽会マグノリア・コンサートなどで演奏します。
また、毎年11⽉には⼩中⾼⽣・⺟の会・⽣涯教育センター・卒業⽣など、東洋英和に連なるハンドベルのグループが⼀同に会する「ハンドベル・フェスティバル」にも参加しています。
ハンドベルは、1⾳でも1⼈でも抜けると⾳楽が成⽴しません。
そのことから、お互いを⼤事にしあい、⼀緒に⾳楽を作っていく厳しさと喜びを感じていくことができたらと思って活動しています。
ピアノ科
学院創立のわずか2年後(1886年)3人のカナダ人宣教師が、音楽をもって神を賛美し、感謝をささげるために、ピアノとオルガンのレッスンを始めました。
以来学院の教育の一環として、ピアノ科では高い技術を身につけた数多くの英和生を育ててきました。
卒業生で翻訳家の村岡花子氏は、楽しかった寄宿舎での日々を思い出すとき、ピアノ科生が練習する「トロイメライ」の調べが同時によみがえってくる、と語っておられました。
当初から行われていたグレード(進級試験)の制度は現在も続けられ、進級すると学院長からの免状が授与されます。
現在小学部でピアノ科に在籍している児童は、毎年ほぼ全体の3割以上です。
週1回、中高部のピアノ科室でレッスンを受けています。
年度末には発表会もあります。
オルガン科
学院としてのオルガン科の始まりは、ピアノ科と同じく創⽴当初にさかのぼりますが、⼩学部オルガン科は、講堂にパイプオルガンが奉献された2年後(2008年)に開設されました。
オルガンの演奏を楽しむことにとどまらず、将来学校や、教会の礼拝で奏楽奉仕がしたいと願う⼦どもたちが希望してきています。
毎年10〜12名の5,6年⽣が受講しています。
年度末には発表会と、学年礼拝での奏楽奉仕があります。