学校生活

特別活動

奉仕の心、友情、向上心など、
教室以外でも大切なものを学びます。

仲間と協⼒したり、好きなことに打ち込んだり、誰かの役に⽴ったり・・・。
⼩学部の⼦どもたちは、委員会活動やクラブ活動などの特別活動を通じて、
教室以外の場でもたくさんの⼤切なものを学び、⼼⾝ともに6年間で⼤きく成⻑していきます。

小羊会活動

⼩学部の児童会の名前は、伝統的に「小羊会」です。
よき⽺飼いであるイエスさまに守り、導かれる⼩⽺の群れだからです。

クラス小羊会

1年⽣から6年⽣までの各クラスには「クラス小羊会」の時間があり、よりよい学校⽣活のために相談したり提案しあったりします。

小羊会

5、6年⽣(⼀部は4年⽣)は小羊会委員として、委員会ごとの役割をこなしながら、学校の中⼼となって奉仕します。

運営委員会

各委員会の委員⻑と5、6年の代表委員で構成されています。各委員会から出された議題にもとづいて、活動しています。また、年に3回⾏われる小羊会総会の準備、運営をします。

代表委員会

4年⽣以上の各クラスで選ばれた委員で構成されています。学校・クラス全体に⽬を配るほか、お世話になっている近隣のお店や警察署・駅などに⼿紙やお花を届けるといった対外的な活動もしています。

放送委員会

運動会や学芸会でのアナウンスや、給⾷の時間を使って先⽣とお友だちにインタビューをしたり、委員会からのお知らせをしたりする「メープル放送」を担当しています。また、最終下校を⾳楽で知らせる「さよならレコード」も、分担して毎⽇流しています。

図書委員会

主な仕事は毎⽇の図書当番です。20分休み、昼休みに、カウンターで本の貸し出しや、返却⼿続きをします。⽉ごとの貸し出しランキングを書くことや、図書室前のボードの飾りも⼤切な仕事です。
夏休みと冬休みには本屋さんに本を買いに⾏きます。図書室にふさわしい、みんなが喜んでくれそうな本を選びます。

体育委員会

「みんなが元気で楽しく安全に過ごせるようにする」ことを⽬標に、どのようなことができるかを考えます。
運動会では、準備係として進⾏を裏で⽀えます。
また、⽊曜体操や球技会や6年⽣お別れドッヂボール⼤会の運営を通して、⾝体を鍛えたりスポーツでお友だちと交流したりできるように考えています。

給⾷委員会

全校児童が美味しく、また気持ちよく⾷事ができるように活動をしています。
⾷堂や廊下の扉が閉まらないように⾒守るドアガール、ホステスが下膳をしやすいようにヘラやボールのセッティングをする、などの毎⽇の仕事に加え、低学年には⾷事のマナーを学んでもらうためにポスターやテーブルスタンドを作って呼びかけを⾏っています。

保健委員会

全校児童が安全で健康に過ごせるように活動しています。けが防⽌や⾵邪予防のポスター作りや複⼗字シール募⾦運動の他にも、「けがマップ」を作成し、校内のどのような場所でどのようなけがが多いのか調べる活動などをしています。

整美委員会

季節に合わせた掲示物を作り、食堂など全校児童が集うところに掲示することによって、校内の環境をよりよくしようとしています。
靴箱やロッカーの様子を見まわって、収められている靴や制服等がきちんとした状態になっているかを確認し、必要に応じて各クラスに整理整頓を呼びかけることもしています。

園芸委員会

全校児童が⼼を落ち着け、優しい気持ちで過ごせるようにするため、植物の⼿⼊れをしたり教室に花をたくさん飾る呼びかけをしたりしています。
また、神さまが季節ごとに育ててくださる草花に関⼼を持ち、みなで⼤切にしていけるように児童朝礼で発表もしています。

礼拝委員会

全校礼拝の聖書箇所や讃美歌の番号を廊下に掲⽰したり、講堂を準備したりして、礼拝のための奉仕をしています。ポスターをつくって、礼拝の守り⽅について呼びかけをしたりもします。
クリスマス前に各教室に配るアドベントカレンダーは、礼拝委員の⼿作りです。毎年、⼼を込めて作っています。

新聞委員会

新しい新聞を発⾏するために編集会議を⾏い、取材やインタビューなどをもとに新聞記事を作り上げていきます。

ボランティア委員会

海外の皆さんの健康に役⽴てていただくために切⼿やペットボトルキャップを集めています。また、被災地の学校への応援のためにベルマークを集めています。盲導⽝募⾦運動や⾝体障害者の⽅の作品販売にも、いつもたくさんのお友だちが協⼒してくれます。⼩学部みんなの奉仕で、困っていらっしゃる⽅々が少しでも喜んでくださると嬉しいです。

小羊会総会

半年ごとに、委員会の活動を報告しあいます。また、全員で話し合った⽅がよい議題については、4年⽣以上の参加者全員で話し合います。小羊会総会は、各委員会の委員⻑で構成される運営委員会によって運営されています。

児童朝礼

普段は先⽣が司会進⾏する全校朝礼を、代表委員が進⾏します。各委員会から、学校⽣活を⾃分たちの⼒でよりよいものにしていくための呼びかけなどもあります。

全校交流会

6年生が中心となって、1年生から6年生までの縦割りグループで過ごすひと時です。
お互いの名前を覚えたり、ゲームをしたりして学年を超えて仲良くなることができます。

交流給食

全校交流会と同じ縦割りメンバーで一緒に食べる給食です。
高学年は、同じテーブルの下級生たちに共通の話題が提供できるように準備をし、同じテーブルのメンバーが気持ちよく食事ができるように気を配ります。

クラブ活動

⼦どもたちが楽しみにしているクラブ活動には、4年⽣から参加することができます。(実施クラブは、年度によって変更があります)
毎年2⽉末には「クラブ発表週」があり、それぞれのクラブが1年間の活動の成果を発表しあいます。
毎週⾦曜⽇の活動のほか、他校と交歓試合をしたり、関連施設に⾒学に出かけることもあります。

課外活動

聖歌隊

聖歌隊は、4・5・6年⽣の有志で構成されています。
練習は和やかな雰囲気の中で⾏われていますが、みんなで気持ちを⼀つにし、美しいハーモニーとなるよう、⼯夫を重ねています。
イースターやペンテコステ、クリスマスなどの特別礼拝で神さまに賛美をささげているほかにも、年間の決められた全校礼拝でも奉仕を⾏っています。

エンジェル・リンガーズ

エンジェル・リンガーズは⼩学部5.6年⽣の有志によるグループです。
特別礼拝での奉仕や、学校説明会・むかえようクリスマスなどの学校⾏事、1⽉の校内⾳楽会マグノリア・コンサートなどで演奏します。
また、毎年11⽉には⼩中⾼⽣・⺟の会・⽣涯教育センター・卒業⽣など、東洋英和に連なるハンドベルのグループが⼀同に会する「ハンドベル・フェスティバル」にも参加しています。
ハンドベルは、1⾳でも1⼈でも抜けると⾳楽が成⽴しません。
そのことから、お互いを⼤事にしあい、⼀緒に⾳楽を作っていく厳しさと喜びを感じていくことができたらと思って活動しています。

ピアノ科

学院創立のわずか2年後(1886年)3人のカナダ人宣教師が、音楽をもって神を賛美し、感謝をささげるために、ピアノとオルガンのレッスンを始めました。
以来学院の教育の一環として、ピアノ科では高い技術を身につけた数多くの英和生を育ててきました。
卒業生で翻訳家の村岡花子氏は、楽しかった寄宿舎での日々を思い出すとき、ピアノ科生が練習する「トロイメライ」の調べが同時によみがえってくる、と語っておられました。
当初から行われていたグレード(進級試験)の制度は現在も続けられ、進級すると学院長からの免状が授与されます。
現在小学部でピアノ科に在籍している児童は、毎年ほぼ全体の3割以上です。
週1回、中高部のピアノ科室でレッスンを受けています。
年度末には発表会もあります。

オルガン科

学院としてのオルガン科の始まりは、ピアノ科と同じく創⽴当初にさかのぼりますが、⼩学部オルガン科は、講堂にパイプオルガンが奉献された2年後(2008年)に開設されました。
オルガンの演奏を楽しむことにとどまらず、将来学校や、教会の礼拝で奏楽奉仕がしたいと願う⼦どもたちが希望してきています。
毎年10〜12名の5,6年⽣が受講しています。
年度末には発表会と、学年礼拝での奏楽奉仕があります。