小学部長ブログ

2023年度修学旅行(その3:金閣・銀閣・京都御幸町教会・東華菜館)

二泊三日の修学旅行最終日の朝。琵琶湖の美しい朝焼けで目が覚めました。かつてW・M・ヴォーリズが琵琶湖の湖畔でガリラヤ湖を想像しながら日本での伝道に心を熱くしたというエピソードを思い出しました。

琵琶湖を眺めながら朝の礼拝。「人間をとる漁師にしよう」という聖書を朗読しました。しっとりした朝の祈りの後は、ピーマン体操?で体を動かして、元気に1日がスタート。

荷造りを済ませて、見学時間開始をめがけて金閣寺へ。あっという間に観光バスで駐車場がいっぱいに。日本各地から修学旅行の学生や世界中からの観光客ですごい人の数。

とりあえず、記念撮影、一周して逃げるように、銀閣寺へ。ここでもやはり人、人、人。侘び寂びってものを感じる余裕もないくらいの大盛況。「ああ、銀閣の方が素敵だなぁ」と、昨年に続き英和生には銀閣の方が人気のようです。

だんだん気温も高くなってきたので、ミストシャワーに群がる図。

そして、旅のメインは昨年に続いて京都御幸町教会へ。ヴォーリズ建築の教会として、現在利用されている建物の中で一番古い歴史と伝統のある教会。こちで村島義也牧師先生からお話を伺い、ヴォーリズ建築についての説明と、教会堂内を自由に見学させていただき、オルガンを弾かせていただき賛美歌をみんなで讃美しました。

この旅でいちばん美しい時間。

ラストは四条河原町の東華菜館でランチ。素晴らしい中華をいただいた後は、ここでもヴォーリズ建築の魅力と意味についてお話を伺うことができ、大満足の二泊三日となりました。

今年の修学旅行、あまりの暑さに体力的には厳しかったのですが、6年生全員が参加し、最後まで病気や怪我での離団もなく、全員無事に戻って来れたことに感謝。

担任や引率教員だけでなく、添乗員さんやガイドさん、カメラマンさんなど多くの方々に支えられての修学旅行。

新幹線車内で配る大量のおやつを仕分けする様子。子どもたちには裏方さんの努力も忘れないで欲しいなと。