小学部長ブログ

2023年度修学旅行(その2:近江神宮・奈良・京都)

「こっそり夜更かししよう!」なんて作戦も、きっと疲れてぐっすりだったのでしょう。残暑厳しい関西ですが、体調不良の人もなく順調。よく食べて、よく寝ました。

今朝は朝から琵琶湖ホテルからバスで瀬田の琵琶湖疏水の取水地を眺めながら、近江神宮へ。

この学年は去年から「ちはやふる」からインスパイヤーされて百人一首がブームだったということもあり、聖地「近江神宮」「近江勧学館」へ。(そういえば、宿泊先のホテルもちはやふるのコミック版でかるた部員が泊まっていたそうです。)

朝の神社の森の空気の気持ちよさを感じた後は奈良の東大寺へ。昨日に続いて厳しい残暑には参りました。

鹿さんと戯れたあとは、平等院鳳凰堂、二条城と京都市内の観光。そして夕方には南禅寺へ。次から次へ神社仏閣!と思いきや、南禅寺のお寺さんには参らず、その奥の琵琶湖疏水の「水路閣」を見学。

明治18年に田村朔郎工学博士が工事を担当して起工、5年後の明治23年に竣工。西欧技術を導入して、日本人のみの手で設計、施工という近代の土木史上でも貴重な建造物。

そういえば、私が小学生の時に社会科見学で来たことのあった場所。正直言って、その当時は何の感動も学びもありませんでしたが、大人になって改めて訪れると、なんと素晴らしい建築なんだろう!とか、今も水が実際に流れていることに感動。英和の子どもたちは事前学習をしっかりとした甲斐あってか、みんなとっても興味深げでした。

本日の歩行距離は約10キロ!真夏のような日差しもあって、かなりハードな一日でした。そして、今年も湖面に浮かぶ花火。