小学部長ブログ

親子討論会

今後、部長への質問として「東洋英和の小学部の魅力ある教育活動は?」と問われると、間違いなく上位に挙げたくなるだろうというのが、本日開催された「親子討論会」だと思います。

 

数ヶ月前から父の会のサポーターのお父様方がお仕事の忙しい中、討論とは?から始まるレクチャーを6年生にしてくださり、感情的にならずに自分の意見を相手に伝えること。相手を尊重し、耳を傾けること。テーマについて仲間と知識を共有しながら論を組み立てていくこと。大人の私たち教員が学ばなければならないような、民主的な共生社会のエッセンスとも言えるノウハウを子どもたちは教えていただいてきました。

討論会当日は6年生の親子、お母さんが代表で参加するご家庭もあり、親子5人ずつでテーマ別に賛成、反対に分かれてディベートで戦います。

テーマは「一律キャッシュレス決済」「ゴミの有料化」「プラスチック製品の廃止」「オンライン選挙の導入」など前提となる知識がないと難しい問題ばかり。子どもたちは事前にチームで学び、どのように論を組み立てていくか数ヶ月かけて準備して、討論大会に臨みました。専門家のお父様や弁護士さんなどその道のプロを相手に、子どもたちは大健闘。

討論で戦った後は、食堂でみんな揃って恒例のカツカレー。6年間の子どもたちの成長を目を細めながら見守るお父さんたちの嬉しそうな横顔が印象的な一日でした。ご協力くださった父の会の皆様、本当にありがとうございました!そしてお疲れ様でした。