小学部長ブログ

秋の学校(その2)

二日目は朝から快晴。茨城町から鉾田市へ移動し、さつまいもの生産農家さんの見学。

まるまると大きく育ったさつまいもの収穫を見せていただきました。大きな機械で土の中からお芋を掘り起こしたものを、人間の手で大きさ別に選別していくという行程を実演。

収穫したさつまいもを蒸して、皮をナイフで取り除き、薄くスライスして干し芋にしていく様子。

下見の際に、農家さんに、食の実体験として、子どもたちに一口ずつ食べさせていただけると嬉しいです。とお伝えしていたら、なんと蒸したさつまいもを一人一本ずついただいてしまいました。表面から蜜が溢れ出るお芋は甘くてびっくり!「こんな美味しいさつまいも初めて!」「ママにも食べさせてあげたいなぁ〜」など感動の食レポ。

その後、バスは涸沼へ戻り、涸沼湖での漁業体験へ。地元の漁師さんからウナギ漁やしじみ漁の説明を伺い、漁船へ乗船。

漁船体験のあとは、ラムサール条約登録湿地としても有名な涸沼湖の自然環境についてレクチャーを受けます。

昼食はご準備いただいたお弁当とたっぷりのしじみ汁。さつまいもでお腹いっぱいだったのでお弁当は完食できない子も多かったのですが、しじみ汁はお代わりする子も続出。

一泊二日の短いプログラムでしたが、茨城県の魅力をたっぷりと堪能することのできた秋の学校でした。今回の旅の学び、収穫は、美味しい食べ物、美しい自然、そして優しい地元の方々との出会い。コロナで一度は諦めかけた宿泊行事でしたが、担任の先生たちの熱意で実現。ご協力いただきました地元の旅行社のスタッフの皆様、体験見学を受け入れてくださった皆様に感謝です。11月の下旬でしたが、穏やかな快晴、お天気にしてくださった神さまにも!