小学部長ブログ

6年生茨城修学旅行(ダイジェスト)

6月23日〜24日に行われた6年生の茨城修学旅行についてご紹介します。

コロナ禍で宿泊行事が行えなかった2年間。学校での学びを含めて行事をできるだけ通常に近づけよう、というのが今年度の目標ですが、宿泊行事の実施においては、これまで以上に慎重な感染症対策と保護者の皆様のご理解が必要でした。同居のご家族を含めた健康管理、出発当日の抗原検査、宿泊施設での食事や居室での感染対策の徹底などなど。企画・準備する教員たちにはきっと例年以上の苦労があったと思いますが、それでも無事に実施できたこと、子どもたちが楽しみ、五感を通して学ぶことができたことは何よりも感謝です。

東京駅から特急ひたちで土浦駅へ。チャーターバスでつくばのJAXAを見学。日本の宇宙開発技術について学びました。

 

その後、「いばらきフラワーパーク」へ。お弁当をいただき、午後からはグループに分かれて体験プログラム。

 

ボタニカルリース

寄せ植え

メタルマッチ

自然の中で花と緑に囲まれて過ごす時間。六本木の東洋英和の小学部の校内にもこういうコーナーを作りたいなぁと思いました。

 

その後、パークからグループを再編成してバスで産業見学へ移動。こちらのグループはバラ農家さんを見学。他にはブルーベリー農家(食べ放題だったそうです)、お線香の町工場、果樹園などなど、盛りだくさんのプログラム。夕食後のホテルでは到着早々、テンションが高くなりすぎて心配しましたが、よっぽど疲れたのか、夜は問題なく快適なベッドでみなさん熟睡できたようです。

二日目は土浦を出て涸沼湖へ。涸沼は汽水湖として有名で、数多くの魚や鳥たちが生息する貴重な自然。

地元の漁師さんたちによる筏体験やしじみ漁の漁船に乗せていただくなどの体験を楽しませていただきました。

そして何と言っても子どもたちだけでなく、引率の教員も大満足だったのが、旬のしじみ汁。

 

写真ではなかなか伝わりませんが、肉厚で濃厚な旬のしじみ。産卵する前のこの季節が一番美味しいということで、子どもたちもお代わりしてあっという間にお鍋が空っぽになってしまいました。

そして、涸沼から水戸、大洗へ移動し、最後は大洗水族館で自由に見学。一泊二日という短い旅でしたが、盛りだくさん過ぎる?プログラム。久しぶりのお友達との旅行。水戸駅では「まだ、帰りたくないよ〜」という声があっちこっちから聞こえてきました。

成長途上の子どもたちが、実体験や友人との関わり、自然との関わりの中で、これから6年生として、英和生として素敵に成長していってくれること、神さまが育ててくださることを祈ります。