小学部長ブログ
能登半島へ
8月12日から13日にかけて能登半島地震から7ヶ月経った現場へ足を運びました。
石川県での震災から半年以上が過ぎました。その間、英和の子どもたちはことある毎に能登半島への想いを寄せて祈ってきました。また、チャリティコンサートなどの活動も行われてきました。しかし、忙しさのために、なかなか現地へ行くことができず、被災地の実相を理解し、伝えることはできずにきました。お盆休みの限られた時間ではありましたが、キリスト教関係の仲間の協力を得て、ようやく能登へいく機会が与えられました。
金沢からの移動は北陸学院さんがご協力くださり実現。東京から日本基督教団の牧師、神戸からは聖公会の司祭、それぞれ支援活動に精通した方々が案内役を担ってくださり、能登半島、内灘町、輪島、富来、羽咋、志賀など朝から1日かけて被災現場を案内していただきました。感謝です。能登半島の輪島は金沢から車で2時間以上。しかも道路は凸凹でスピードは出せず。帰りの新幹線を考えると、とても珠洲までは辿り着けませんでした。それでも今後のキーパーソンになり得る方々にも会うことができ、大変勉強になりました。そうして、21時過ぎの最終の新幹線になんとか乗れて帰京・・・。
あまりに大きな地震の被害。あまりに遅い復興・復旧のスピード。被災された方々のことを想像することすら十分にできずにいましたが、これからはもっと私たちにできることは何か、考えていきたいと強く感じました。祈ることから、想像すること、行動することへつながっていけるように。