10日間のオーストラリア・ホームスティプログラム最終日の朝。それぞれのホストファミリーとお別れをし、車で学校まで送っていただき、空港へと向かいます。私は借りていたレンタカーを返却するためバスに乗らずに一人で空港へ移動。チェックインを済ませた子どもたちと空港で合流すると、「あれ、ブチョー先生はもう一周するんじゃないんですか？」「えっ？どういうこと？」「また別の団体がやってきて、もう一周するのかなと・・・。」「なんでやねん！追分と違うのよ〜」ということで、もちろんみんなと一緒に帰ってきました。

子どもたちは、帰りたい気持ちと、もうちょっとだけホストファミリーや学校の友達と過ごしたい気持ちと半々、でも最後まで頑張った充実感と、いろんな気持ちを抱えながら、飛行機に搭乗したことと思います。「中高部へ進んでも、もう一回挑戦したいです！」そんな声も聞こえてきました。

オーストラリアで出会った人々は本当にみなさん大らかで、フレンドリーで親切。ホストファミリーやマキロップの方々、準備期間を含めて、１年越しで日本でバックアップしてくれた教職員や、エージェントの方々など、本当に多くの人たちの協力によって16名の児童が貴重な経験をさせていただくことができました。すべてのことに感謝したいと思います。