小学部長ブログ

北海道での学び

7月31日から8月2日までの3日間。キリスト教学校教育同盟の全国聖書科研究集会の研修会へ参加しました。今回のテーマは「北海道におけるアイヌ民族とキリスト教の関わりを学び、キリスト教学校の課題と可能性を共に考える。」というもの。

2000年に完成、整備された「ウポポイ」へのフィールドワークをはじめ、「アイヌとして生きて」と題した講演ではアイヌのルーツについて、今なお続く差別の実際についてお話を伺う機会を得て、無知であることを痛感させられました。

中高が中心でしたが、全国から40名近くのキリスト教主義学校の聖書科の教員らが集まり、それぞれの学校の課題、「日本人ファースト」と主張する政党に支持が集まってしまうことへの危機感などを共有する機会にもなりました。さて、この研修会で学んだことをどう活かすことができるのか、あまりにも重いアイヌ民族への加害の歴史、今なお続く自分自身を含めた和人の無理解を含め、モヤモヤが整理できずに残っています。

北海道クリスチャンセンター

ウポポイ(民族共生象徴空間)

アイヌの人たちの住居レプリカ

ポロト湖